SPYDの意外な値動き

 SPYDは公益セクターとREITが多く含まれているため、VOOやVYMのようなETFよりディフェンシブだと思っていた。

 しかし、この1ヶ月の動きを見てみると些か疑問が残る。

比較対象は

今を時めくハイテクセクター:VGT

伝統のS&P500:VOO

高配当ETF①:VYM

高配当ETF②:HDV

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2019-0718~0809

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2019-0812~0816

データは2つともYahoo Finance(色、形式が統一できていないのはゴメンナサイ)

 

 中国との貿易摩擦が原因で株式市場は乱高下を繰り返した、そのため各ETFのパフォーマンスは決して良いとは言えません。そんな中、SPYDの負けっぷりが目立ちます。

 公益セクターとREITが多いのであれば、貿易との関連性が他のETFより低いはずです…なかなか予想通りにはいきません。

 ちなみに今回の比較で一番値動きの緩やかなETFHDVでした。HDVはヘルスケアと生活必需品が中心なので、今回はそれが活きたようです。

 しかしながらSPYDの予想分配金利回りが5%に迫るのは滅多にないことなので、欲しいところです。