新型コロナウイルスの希望的ニュース

 余りにも新型コロナウイルスに関する絶望的な情報ばかりなので個人的に希望を感じるニュースを探しました。

新型コロナウイルスは5月末から6月の頭には終息する。

 根拠として挙げられていた情報は

  1. 気温22℃湿度50%だとウイルスが活動できない。
  2. 上記の時期の紫外線は強力なのでウイルスを死滅させることができる。
  3. 普通のコロナウイルスの流行は冬がメイン。SARSも5月頃には終息した。

感想:1~3とも理解できる理由。でもSARSは2002年10月~2003年7月と他のサイトにある。大規模な感染は5月で終わったのだろうか。しかし同じコロナウイルスであるMERSは2012年に発見され今も中東に存在する点には注意が必要。MERSはヒトコブラクダ保有しているのでラクダ→ヒト感染がメインだと思うけど。

 

・アビガンが国内臨床第Ⅲ層試験を開始(3/31)

 RNAポリメラーゼを阻害するアビガンは新型インフルエンザの切り札として備蓄されています。このRNAポリメラーゼはインフルエンザウイルスだけでなく1本鎖RNAウイルスも持っていて増殖に使われています。アビガンは過去1本鎖RNAウイルスであるエボラウイルスの治療にも効果を発揮しています。今回はコロナウイルスに対し使おうとしています。

感想:他国も使いたいと要請が来ているので、皆でデータを共有できれば…

・急性膵炎のナファモスタットが感染阻止の可能性

 ウイルスが細胞に取り付いて細胞内に侵入するのを防ぐ。この薬の良い点はアビガンと違い昔から使ってきた薬なので人体に与える影響に関するデータがある点。

感想:効果と安全性のお墨付きが出るのはいつになるのやら。

・BCGワクチンが新型コロナウイルスの重症化を防ぐ?

 欧米に対しアジアでは致死率が低いこととBCG接種地域がだいたい一致したということでオーストラリアなどが研究を開始しました。

感想:昔、2chで奴隷の証として皮肉を言われていたことを思い出しました。ただワクチンの効果は10~15年しかないはず。

 

 結論から言うと希望を捨てず3密(密閉・密室・密着)を避け、手洗いうがいを徹底するしかないですね。薬による治療実績も日本感染症学会に掲載されているので、興味のある方は見てみてください。