読み切り漫画:グレート・ワン(ヤングジャンプ2020年19号掲載)感想

 巨大生物が出現するようになった地球を部隊に突然体重が9600トンになってしまった軍人で子煩悩なオッサンが活躍するのお話。

 結論から言うと僕は好きです。娘のために戦うダンディーなオッサンは近頃急増している【異世界で無双し巨乳美女にモテモテ男】よりも100倍、いや1000倍は好きです。

 基本的にダンディズム好きなんですよね。昔だとシティーハンターゴルゴ13、最近だとNo Guns Lifeとか強くて渋い男はカッコイイのです。

 最近のヤングジャンプは可愛い女の子ばかりが連載を占めています。この辺りで真逆なダンディーを新連載として出してもいいでは?

 

 ただ、仮にこのグレート・ワンを新連載にすると問題が1つ。どうしても武器が体重だと戦闘がワンパターンになりがちで、作品内でも基本ワンパンです。ちなみに主人公はスキンヘッド。

 そう、ワンパンマンと被ってしまうのです。

 ここはストーリーをヒューマンドラマ的にしてオッサンの戦友の話とか泣ける話を入れることで回避するしかありません。戦闘が単調でも見せ方やストーリーで面白くなるのはワンパンマンゴルゴ13で証明されています。

 もう、これは新連載しかないですね。