リポスミン。その効能と結果

 皆さんはリポスミンという薬をご存知だろうか。Amazonでも買える格安の睡眠改善薬である。

 主成分はジフェンヒドラミン塩酸塩。抗ヒスタミン作用をもつため風邪薬によく配合されている、CMで聞く眠くなりやすい成分だ。この薬はそれを1回2錠中50mg配合することで風邪薬では副作用の眠気を効能として使用するものだ。

 時は6月5日金曜夜。ネットで知ったHIITと呼ばれるトレーニングをし疲労困憊状態で布団に入った僕ウルチは全く眠れずにいた。11時前には布団の中にいたが時刻が1時になっても寝られないため、リポスミンを服用することにした。

 1回2錠の規定量を水で服用する。水で溶ける錠剤らしく口腔内で錠剤が溶けて口いっぱいに薬品の味が広がる…

 効果は30~60分後に現れるとネットに書いてありましたが、僕の場合は20分程で効果が出ました。頭の回転が鈍くなるというか意識が重くなる感じがしたのです。

 唯一にして最大の問題は寝ることができなかったことです。結局寝れたのは草木も眠る丑三アワー3時であり、しかも4時には隣家の夜泣きで起こされてしまったため、ほぼ徹夜状態。徹夜をしても大丈夫なのは20代前半までであり、30代に突入したウルチにとっては大ダメージです。朝からグロッキー状態ですよ。

 リポスミンは風邪薬で眠くなる人には抜群に効くと思いますが、今回の僕にはあまり効かなかったようです。激しい運動による交感神経の活性化に対し抗ヒスタミンの眠気では釣り合わなかったようです。