今日の昼食はエースコック ブタメン とんこつ味 焼きそばだった。パッケージには50円のシール。先日のペヤングアップルパイ味と同額である。
この商品、僕が購入したものではない。母から寄贈されたものである。母と弟が買い物に行った際、破格の値段で売られている当該商品を弟が発見、母に報告し「ウルチなら食べるでしょ」と母が購入したのだ。
貰えるものは貰いますが、「ウルチなら食べるでしょ」は酷くないだろうか?母は息子のことを一体なんだと思っているのか?
それでも商品には罪はない。よく見ると破格の理由が外装の変形のため、賞味期限はまだあるが実食する。
ブタメンは僕も子供の頃、駄菓子屋で買って食べていた。30円くらいだっただろうか?
パッケージを開けると油とシーズニングの小袋のみ、油と調味料のみ。具は?
嫌な予感がする。
湯切り後、油を入れるこれは麺がくっつかないようにする役割らしい。よく麺と油を絡ませた後、シーズニングを3回に分けて投入する。これはダマにならないようにするテクニックだ。
完成。実食に移る。
昔懐かしの匂いと味、あのブタメンを完璧に再現している。素晴らしい完成度だ。
2口目で気付く。味が単調かつ油がややくどいため、口直しが欲しい。通常なら具材が味にアクセントを付けるが、この商品にはそれがない。ブタメンはあの量だからいいが、この商品はミニサイズではなくレギュラーサイズなのだ。辛い。
紅しょうがが欲しい。エースコック開発担当者に進言、いや説教したい。何故、紅しょうがを入れなかったのかと。
3口目にして紅しょうが欲が溢れる。冷蔵庫を探すが発見できず、弟に救援を求める。元はと言えば君がこの商品を発見したから兄は苦戦しているのだ。
弟により発掘された紅しょうが。いつ購入した物か不明であるが背に腹は代えられぬ。残り僅かな量なので全投入。
とんこつラーメンに紅しょうが。合わないわけがない。
完食できたのは紅しょうがのお陰であると断言できる。今日ほど紅しょうがに感謝した日はない。