春菊が食われている。ほうれん草と一緒に

 春菊、それは鍋の名脇役。僕の大好物。

 あまりにも春菊が好き過ぎるため、数年前から春菊を家庭菜園で育ており我が家の春菊自給率は100%となっている。花を咲かせ種を回収しているので完全自給自足を達成している。

 春菊は非常に生命力が強いうえ、害虫もあまり付かないため家庭菜園初心者にオススメの野菜である。皆さんも是非育ててみて欲しい。

 毎年この時期は春菊を鍋に入れたり天ぷらにして味わっているが、今年は殆ど口に出来ていない。

 育てている春菊の育成状況が著しく悪く、食べられるサイズではないのだ。またいくつかの春菊は枯れてしまった。

 非常事態である。春菊のない冬など苺のないショートケーキのようなものだ。

 原因を追究する。生き残りの春菊を見てみると大きな葉が無くなっている。それは隣に植えたほうれん草も同様だ。そして千切れた葉。

 もう、犯人が分かりましたよ。

 

 鳥。雀より大きく、鳩より小さい。

 

 ミニトマトの時も人の努力の結晶を横からかっさらっていった。次は春菊とほうれん草という訳だ。ビックボス直伝のスニーキング技術で張り込むとプランターの縁に飛来し一心不乱についばむ1羽の鳥。あれは常習犯に違いない。

 春菊やほうれん草の傍に生えている雑草には目もくれず、食用の野菜のみを狙い撃ちにするとは見る目がある。うちは無農薬だし。

 問題は対策である。プランターのハウス化は現在試作機がテスト稼働しているに過ぎず現実的とはいえない。

 

 さて、どうしたものか。