クリーミーボロネーゼ イオントップバリュベストプライス

要点

  • 牛ひき肉は行方不明レベルだが舞茸が良いアクセント
  • にんにくは同種のペスカトーレと比較してかなり控えめ
  • コスパ良好(税別137円)

  最近、食べ物の話しか書いていない気がする。ネタ切れである。

 今回の昼食はイオン系列のイオンビッグで冷凍パスタ、『牛ひき肉と香味野菜の風味 クリーミーボロネーゼ』である。以前購入したペスカトーレが思いのほか美味しかったので今回の商品も期待できる。

 イオンの黄色のプライベートブランドは巷で地雷原などと言われることもあるらしいが、少なくともこの商品群は当たりであろう。

 

 ただ、問題がないわけではない。

 ボロネーゼと言えばひき肉のイメージだが、ほとんどひき肉は入っていない。

 原材料名から判断すると、なんと砂糖より入っていない。調味料以下とはどういう事なのだろうか?価格のため仕方ないとは言え、他社製品と比べると見劣りするのは否めない。

 それでもコスパ良好とした理由は具材の舞茸にある。舞茸の風味と歯応えがボロネーゼソースの中にあってもしっかりと残っており、もはやボロネーゼ風舞茸パスタとした方が良いレベルだ。

 ペスカトーレと比べるとボロネーゼは強力な他社が数十円高いだけで完成度が高い製品を提供しているので部の悪い勝負をしている。ボロネーゼが食べたくなった時には僕も他社製品を選択するだろう。

 酷評しているように聞こえるかもしれないが、この商品が悪いわけではない。価格なりに努力している事が伝わってくるし味も普通に美味しい。各社がしのぎを削る冷凍パスタ業界のレベルが高いだけなのだ。