メロンオレなんて何をどうしても美味いに決まってますわ!
とあるGWの午後、ウルチは駅前の自販機の前にいた。サイクリング途中、ちらっと写った美味しそうな商品を見逃さなかったのだ。
その商品の名は『贅沢メロンオレ』
フルーツオレやイチゴオレと同じオレ系飲料かつメロン、止めに贅沢。
絶対に一定以上の美味さが約束されたドリンクに僕の心の中のヴィクトリーム(金色のガッシュベル!!)が『買ってしまえ』(CV:若本)と叫んでくる。
これが最後の出会いになるかもしれない。一期一会は大事、古事記にもそう記されている。
だがしかし、ウルチのお財布は現在冷え切っているのだ。この時期は田舎者への罰、自動車税に自動車保険など出品が大きく赤字財政である。
この商品を安く手に入れるにはスーパーマーケットしかない。ドン・キホーテなど激安系ショップに並ぶのを待つのはもはや賭けである。在庫過剰の商品を仕入れて安くすることが多い激安系ショップにこのメロンオレが並ぶとは考えにくいからだ。かと言ってスーパーマーケットに並ぶかも賭けである。缶コーヒー系は簡単に並ぶがメロンオレはどうか。
熟考に熟考を重ね。ここはパス。お金がないからではない、決して。贅沢メロンオレはスーパーマーケットに入荷される。これはプロの判断である。
翌日、スーパーマーケットで税込84円でゲット。修羅場を潜ったものだけが得ることができる勝負感というものがこの世にはあるのだ。
レビューに移る。ゴクゴクですわー。
香り、味とも想定内であるが、他のメロンオレに比べメロン感が強い。この手の製品は香料で味を模ったものが多く、この贅沢メロンオレも例外ではない。しかし香料によるフェイク感が少ないのだ。恐らく夕張メロン果汁が仕事をしているのだろう。
正直、味よりも予想的中の勝利の味を楽しんでしまった。