残業71時間30分

 もちろんサビ残は含んでいないぞ。

 2023年3月の残業時間が上記の通りとなりました。サビ残を含めると余裕で80時間突破し、これをもし来月、再来月も行うと国の認める過労死ラインとなります。

 以前までは残業は20~47時間くらいだったので大幅増となっております。

 

 この過労死ラインって何が根拠になっているのでしょうか。健康診断で白血球数や中性脂肪の項目には正常値として数値が設定されていますが、それには幅があります。当たり前ですが、人間には個人差があります。

 ならば過労死ラインにも幅があるはずです。毎日鍛えている自衛官や消防隊員に比べて僕は糞雑魚ナメクジなので過労死ラインはもっと下にあるはずです。

 胸痛や吐き気が酷く「これ以上は死ぬ」と思うときもありました。トールギスに初めて乗った時のゼクスと同じ気持ちになれるとは。死んでも勝利せよではないですが、上司に「それでも、やらなければならない」と言われましたよ。適切な人員配置と労働環境の確保は誰の仕事なのか。幸いにも別部署の方々と後輩が心配してくれたため、本日は休みがもらえました。

 

 問題は僕の能力の低さにもあります。普通なら転職するところですが、僕の能力+ド田舎だと今の職場の給料と休日を上回る転職先がほぼないのです。

 

 また、現在の配当金は税金を無視しても年45万程。手取りだと33万くらい。FIREなど夢のまた夢。

 

 でも、どうにかして現状を変えないとマズイのです。家に帰って、夕飯を食べと風呂に入り、睡眠薬を飲んで寝て起きて朝食、歯磨き、準備を整えて仕事へ向かう。休みは過労のため、IBSが悪化、下痢して過ごす。何も楽しいことがない。

 

 このままだと諦観の上に過労死するだろう。既に犠牲に無しに解決できる時期は過ぎている。

 あの『戦争論』の著者クラウゼヴィッツも「大胆な者は大胆でない者に対して、つねに勝つ。」と言っています。大胆な者とは「決断できる人」であり、大胆でない者とは「優柔不断な人」のこと。戦争においてどちらが勝つかは考えるまでもないです。僕は優柔不断を形にしたような人間なので、まずは自分の内面から変わらなければなりません。