BANDAIに貢いだ休日 『いきもの大図鑑 くわがた05』と『RG ザクⅡ』

 貧乏性な僕にとって大出費。

『いきもの大図鑑 くわがた05』とはガチャガチャの商品である。

 この『いきもの大図鑑』は500円するものの、各関節にボールジョイントが採用されており自由なポージングが可能となっている。ガチャガチャに500円は高いと思うかもしれないが、実物を見ると決して高くないと分かる。

 ただ、今回の『くわがた05』には致命的欠陥がある。商品ラインナップだ。

  1. ヨーロッパミヤマクワガタ(赤)
  2. ヨーロッパミヤマクワガタ(黒)
  3. ミラビリスノコギリクワガタ
  4. メンガタクワガタ
  5. オオエンマハンミョウ

 虫に詳しくない人が見てもこのラインナップに仲間はずれがいることが理解できるだろう。

 

 オオエンマハンミョウ。君、『くわがた05』って文字読める?

 

 しかも、このシリーズのクワガタ達は翅を展開でき、別売のディスプレイスタンドと後翅をセットすることで飛行ポーズがとれるが、オオエンマハンミョウはそもそも翅が退化しているため、飛べない。無論、ディスプレイスタンドとの接続は不可能である。

 

 オオエンマハンミョウの名誉のために追記すると、彼らは硬くて速い世界最大のハンミョウで、非常に凶暴で肉食という恐ろしい甲虫である。虫嫌いの女性にとっては叩いても潰れないし積極的に嚙みついてくるゴキブリのようなもので最早、悪夢。

 

 欠陥はこれだけではない。クワガタ達にも格差がある。大きさだ。

 1=2>3>4

 メンガタクワガタは日本でいうコクワガタ的存在であり、ミヤマクワガタノコギリクワガタと比べ小さい。同じ値段なら大きくて迫力のある方がいい。

 

 最後に重要な点として、僕は大のミヤマクワガタ好きである。芸能界に興味はないが、もしも芸能人と出かけるなら『哀川翔』さんとミヤマクワガタを取りに山へ行きたい。

 

 今回、僕は勝負に勝った。ヨーロッパミヤマクワガタ(赤)を手に入れた。

 超カッコイイ!!やはりミヤマクワガタは最高である。

 

RG ザクⅡ

 転売ヤー達の影響により、近年入手困難になったガンプラ達。僕は以前より『HGUC ザクⅡF2型』が作りたかった。アルティメットルミナスザクの購入により、欲望を抑えていたがYouTubeで合わせ目消しやウェザリング、金属表現の動画を見ると無性に作りたくなってしまった。追い打ちをかけるように、ダイソーでもディスプレイベースが発売され、格納庫がお手軽に再現できるようになったのだ。

 

 もう、プラモに復帰するしかないじゃない。

 

 弟と買い物に行った時、模型店に寄りました。そこで出会った『RG ザクⅡ』。2500円に躊躇(既にくわがた05のガチャガチャを引いた後だった)しましたが、弟の「ここで逃したら、もう買えないかもよ」に背を押され購入。ちなみにその模型店にはハセガワのYF-19にHGのゲシュペンストまであるという品揃えの良さ。弟はゲシュペンストを迷い、断念していました。

 

 衝動買いしてしまったザクですが、想定外の問題が発生しました。RGはパーツ数が多く、色分けも細かいのが売りで基本的に塗装しない僕にとってありがたいのですが、他のMG、HGUCでは色分けされていない、ショルダーアーマーとザクⅡの鼻の下的部分、後頭部が色分けされているのです。詳しくは『RG ザクⅡ』で画像検索して頭部とトゲトゲの付いた肩を見てほしい。そこの色分けは完全に蛇足。ふくらはぎも出来れば止めてほしかった……。

 弟にこの事実を伝えると「肩は赤く塗ればいい」とのアドバイス。なるほど、レッドショルダー、異能生存体ね。悪くないけど、レッドショルダーは右肩、ザクⅡのショルダーアーマーは左肩。左右入れ替えできるかな。あと血のような赤も要ります。

 後はウェザリングで誤魔化すくらいでしょうか。キリコは使い潰すまで乗るイメージがあるので、派手に汚しても大丈夫なはず。

 

 あれ、おかしいな。ワクワクしてきた。