テスラが遂に2000$を超えました。
割安性を測る指標であるPERは脅威の1000倍超え。ITなど成長の期待値が高い業界のPERは高いことが多いです。ちなみにAmazonは現在126倍です。
テスラは電気自動車以外にも太陽光発電等もしていますが、やはりメインは電気自動車です。電気自動車自体は日産リーフを初めて各社発売していますが、テスラはダントツの売れ行きと知名度。もはや敵なしレベルです。
ESG投資が流行りガソリン車から電気自動車に移る中、テスラの未来は明るい。
このままなら。
テスラはドラゴンボールで言えばセルです。生まれてから間もないのに凄まじい戦闘力を持ちピッコロ由来の自己再生能力まで持っています。
でもイーロン・マスクが呟いたようにテスラの株価は高過ぎます。買うから騰がる、騰がるから買うの連鎖で株価が急騰している気がします。
そんなセルですが悟飯にはやられてしまいます。テスラの株価を肯定するには悟飯が出てこないことを祈るしかないです。
テスラにとっての悟飯
- アメリカと中国が改善しない
- トヨタやダイムラーベンツなど既存の自動車メーカーが競争力のある電気自動車を開発
- 国を挙げてEV関連を強化している中国の支援を受けた中国メーカーがコスパに優れた電気自動車を開発
- Amazon、Googleが競合するEVシステムを開発
- 開発中の自動運転サービスが大きな利益を上げない。
素人の僕ですら5人の悟飯がいると考えます。これらの悟飯に出会ったら高過ぎる期待で膨れ上がったセルは大爆発を起こすでしょう。ドットコムバブルやバイオ株バブルのように。
問題は僕にも無関係ではないことです。僕はQQQを通じてテスラに投資していますし、S&P500にテスラが組み込まれるならば時価総額の大きなテスラは大きな割合を占めるだけでなく、テスラ自体の株価もさらに上がります。株価が増大し構成比率が上がったところで暴落すればダメージは大きいです。