もう止めて、ウルチの足は限界よ。
職場から支給されている靴から異音がする。パキパキと音がする。
踵部のエアロパーツ的なクッション?が破損し、割れたパーツ同士が当たり、音を立てていた。服装に無頓着な僕でも、流石にみすぼらしく感じたため、自費で買い替えることに。
ちなみに、この職場支給の靴、使用開始して9ヶ月。靴底も滑りやすく、最低限靴の形さえしていれば良いという弊社のポリシーを表した一品となります。後輩に聞いても「1年以内に壊れる」「余りにもクソ過ぎて即買い替えた」「来年からは支給すらなくなるらしい」と信頼性の高いレビューの数々。異口同音とはまさにこの事。というか最後のレビュー、経費削減でも超えちゃいけないラインを超えてませんか?
とりあえず支給があると仮定し、安さ重視かつ機能性も求めます。
ワークマンの『マジック建さんセーフティ』
いざという時に脱げるマジックテープをゴムバンドと合わせることでマジックテープなのに紐と変わらない足の保持力、合成ゴムの靴底はワークマンらしく全く滑らない、おまけに先端に鋼が入っており、足先を守ってくれる。これでお値段1900円(税込み)
嘘でしょ。弊社総務課によると悪名高きクソ靴は2300円ですよ。
購入し実戦で使ってみました。まず、階段が怖くない。滑らないから。高校時代、体育館シューズなる室内スポーツ用の靴があったのですが、それと同様にピタッと止まる。
昼頃、違和感。足が窮屈に感じる。
夕方、痛みに変わる。
翌日、走れなくなる。歩くのがやっと。脚部が破壊されたメダロットの気持ちが分かりました。
恐らく原因は足の形。僕の足は幅広くスニーカー等では4Eのものを履いていますが、この靴は鋼の先芯のため狭いのです。短時間の試し履きでは何ともなくとも、長時間履くとダメージを受ける。さらにクッション性が低いため、足裏全体に衝撃が伝わる。
いや、この靴の名称は「建さん」つまり、建築業界で働く漢用なのだ。逞しい建築業界の漢に比べ、ウルチはクソ雑魚ナメクジ。漢レベルが足りないのだ。ゲームでも適正レベルや能力がないと上手く扱えない装備がある。それと同じなのだ。魔法使いのウルチではグレートソードは両手でも振れない。
今から漢レベルを上げるのは無理があるので、靴を買い替えることにしました。
今度はちょっと値段が上がってもいいから、ちゃんと靴メーカーの靴で幅広のもの。
アシックスのスニーカーにしました。4200円
違いは歴然。足が軽い、どんどん歩きたい、なんなら走りたい。翼を授けてくれるのはレッドブルではなくアシックスでした。
今回の教訓「安物買いの銭失い」