嗜好品の価格は他の物に比べ上下が激しいと思う。コーヒーもその1つだ。
僕はいつも100g 520円の物を買っている。
グラム単価で言えばちょっといい牛肉と同じくらいであるが、1回に10g使うので10回分で1杯あたり約60円と喫茶店や缶コーヒーで飲むよりは割安である。
今回、ここに脳内財務省のメスが入った。彼らは僕の脳内でかなり強い権力を有しているのだ。Amazonの欲しいものリストの大半が購入出来ないのも彼らの影響が大きい。
物は試しと『MBJ ベーシックブレンド』400g 513円を買ってみた。グラム単価は脅威4分の1である。購入理由は安かったことが第一。第二に同社のアーミーグリーンというコーヒーの缶がかっこよかったので、もしこのベーシックブレンドが美味しければ次回はアーミーグリーンを買ってみようと思ったのである。
結論から言うと味も4分の1であった。楽しむための嗜好品なのに楽しめないのは大問題である。今までのコーヒーが美味しかったと気付かせてくれたのが幸いだ。
【ラーメンは店主と客のワルツであるという信念を掲げ、「不味い」という感想は客側の怠慢であり「旨く」食えない客側の責任でもある】
これはとあるラーメンファイターの言である。これはコーヒーにも当てはまるのではないだろうか?このコーヒーを旨く飲めない僕に問題があるのだ!カップ酒?なにそれ
砂糖と牛乳を投下する。この2つはコーヒーの相棒であり、多少豆が酸化していても飲めるコーヒーにしてくれる名脇役だ。
うん。美味い。でも、これなら別にはインスタントコーヒーでいい気がする。
違いの分かる男、ウルチ。大量のコーヒー豆の処分に困る。