『生物×宝石』2 ガチャガチャ レビュー

 この私を怒らせるとは大したモノですよ。

 単刀直入に言う、このガチャは回すべきではない。

 このガチャガチャを初めて見た時、合成宝石を用いたものだと思っていた。これで400円なら安いと。

 インコ×ペリドットを入手したので、レビューします。

 まず、宝石は合成宝石ですらありません。本体と同様PVC製。なので宝石パーツが実に安っぽい。

 次に本体。インコの顔にプラモデルで言う『ヒケ』が大きく入ってしまっている。ヒケというのは樹脂を型に流す際に出来る歪みのようなものです。このヒケがインコの顔面に出っ張るくらい入っているのに、その上から塗装しているため修復は不可能です。

 

 正直、これで400円は酷い。僕は商品のレビューをする際には、あまり酷く書かないようにしています。でも、これは褒める所がないのです。

 

 そもそも、『生物×宝石』なのに宝石が欠片もないのは詐欺だと思う方もいるでしょう。僕も最初はそうでした。

 実は、この『生物×宝石』シリーズというのは【色鉛筆画家 安部祐一朗】さんの同名の作品を立体化したものです。この方の作品は色鉛筆だけで動物の毛の質感から宝石の透明感ある輝きまで表現されており、見事なものです。

 

 その素晴らしい作品を立体化しようとした試みは評価しますが、もう少しどうにかならなかったのか。本体はともかく宝石部分までPVCでは宝石の硬質感が出ない。ポリスチレンとか硬い目の樹脂を使って欲しかった。また、本家の動物と宝石の一体感がまるでないため、出来の悪いインコの腹に透明な異物がはめ込まれている無惨なものになり果てている。

 

 けれど、この商品を捨てはしません。むしろ、大事に保管させていただきます。

 この商品は僕にとっての「顰像」です。