俺はコストコの会員になるぞ、ジョジョーッ!!

 (買ったのは)ハイローラーだッ!!

 ジョジョ語は入力が大変なので、以降はいつも通りの文体でいきます。

 

 ふるさと納税の力により、コストコの会員となった。これはその記録である。

 

 以前より母はコストコに行きたがっていた。コストコ関連の本を買い、TVでコストコ特集があれば、必ず見ていた。親不孝者の僕としては何とかしてあげたかったが、年会費がネックであった。

 転機となったのは、ふるさと納税が10月から一部改悪される可能性があるというニュースを知った時だ。楽天ふるさと納税を探していると、コストコの会員券的なものが17000円であったのだ。これなら実質負担は2000円で済む。

 

 無事、コストコの会員券的なものが配送されてきたため、我が家はコストコに向かった。

 

 1時間以上かけてコストコに到着。駐車場の空き待ち渋滞、店内に入るための順番待ち、会員券的なものを会員券にするための手続きにするための順番待ち。コストコの洗礼を受け、ようやく、泣く子も黙るコストコの会員となった。

 

 アメリカンなカートを押しながら店内を散策する。TVでもよく登場する定番商品や塊の肉だけでなく1.75Lのメーカーズマークなんて心躍る品物まであるではありませんか。

 本来なら、このままハイテンションになって買い物すると楽しいのでしょうが、貧乏性なので冷静に考えてしまいます。

 確かに安い。大容量なのでグラム単価で比較的するとスーパーマーケットより安い。しかしながら、スーパーマーケットの日替わり奉仕品や特売セールよりは確実に高い。

 

 そうか、これがコストコホールセールジャパンの戦略か。コストコのビジネスモデルは年会費を軸にしているが、コストコホールセールジャパンは下手に日本化せず、アメリカンスタイルをそのまま持ち込むことで、スーパーマーケットをテーマパークに変えたのだ。デカいカート、大容量な製品群、トイレの手洗いまで、全てはアトラクションだ。

 何よりも僕を驚かせたのは店員の練度。インカムによる通信で適格な指示を出す司令官の役目を果たす外国人スタッフを発見しましたが、流暢な日本語かつ場を和ますジョークまで言っている。聞き間違えかもしれないが、ニックネームか下の名前で呼んでいるようにも見受けられました。

 うまく言えないのですが『組織』というものを理解し、スタッフの動かし方を知っている感じです。日本の企業というと主語が大きすぎるのですが、少なくともウルチの勤め先には是非、見習っていただきたいと思います。

 

 唯一、残念だったのはトイレ。まずトイレの場所を示す表示が見受けられなかった。さらにトイレのある位置はレジの向こう側。買い物中の人はカートを置いて入口から出て出口から入りトイレに向かわなければならないのか。これはIBS持ちとしては大きな減点である。

 

 フードコートは激安であったが、生ものを多く買っていたため、今回は見送らざるをえなかったのが痛恨のミス。次回はフードコートでエネルギーチャージしてから買い物をしたいと思う。(ただ、そうなるとトイレの問題が出てくる)