円安×小麦価格上昇+少雨=

 うどん県民全滅の危機

 うどんは香川県民の主食にして誇り。そんなうどん県(香川県)に危機が迫っている。

 

 現在の日本は止まらない円安状態にあり、輸入品の価格が上昇している。原因はロシアによるウクライナ侵攻であるが、ウクライナは小麦、ロシアは化石資源の主な輸出国のため、世界的に需要に対し供給が追いつかず価格しているのだ。

 さらに観測史上最短で梅雨が終了したため、水不足が懸念されている。

 

 つまり、うどんの原材料価格が上昇、茹でるためのガス価格も上昇、挙句の果てに茹でる水すら不足するという三重苦がうどん県民を襲っている。

 香川県徳島県の主な水源となっている早明浦ダム貯水率は、7月1日午前0時時点で32.8%と、平年と比べて55ポイントほど低く、貯水率が30%を下回る見通しとなったことから2日午前9時から香川県向けの水の供給量を50%削減する第三次取水制限が始まる。さらに7月2日午前0時時点では31.0%と順調に低下している。このままのペースなら7月中に早明浦ダム貯水率は0%になる。

 うどんを茹でるどころか飲水までなくなるのでは.......大ピンチである。

 

 本気で心配になってきたので少し調べてみた。

 

 まず香川県の立地について。

 瀬戸内海に面し少雨、しかも、大きな川がない。その代わりに沢山の溜池がある。Googleマップで見てみるといい、想像以上に池だらけである。一番大きな溜池はあの空海が関与している。これらの溜池は主に農業用水として利用されているようだ。

 

 次に早明浦ダムについて

 吉野川本流の高知県にある。四国の中心付近に位置し四国最大の貯水量をほこる。でも割と枯渇する。なお高知県早明浦ダムを利用している割合は4%なので高知県にあるダムだが枯渇すると他3県のダメージがでかい。

 

 肝心の雨はいつ降るのか

 幸いにもこのブログを書いている現在、南からの湿った風により積乱雲が発達、大雨がふっている。水曜日にも弱いが台風が来る。

 

 これでなんとかなるだろうか