健康診断の話です。
先日、職場の健康診断がありました。
身体測定に視力、血圧、血液検査、尿検査、内容は至ってシンプル。
僕は存命の親族一、身長が低く、学生時代から背の順では前の方でした。近頃は身長170cm以下の男は人権無しされており、165.7cmが公称の僕は見事に人権無しです。
しかし、今回の身体測定において166.0cmの過去最高身長を叩き出すことに成功しました。測定数日前から背筋を伸ばし、髪も2.5ヶ月切らず嵩増し?をした努力が実りました。
↑この文章を読んで、『背筋は兎も角、髪は身長に含めない』的なことを思った貴方!そんな小さな事を気にしていては大成しませんよ!!
166cmの数字を聞いた時、思わず「背が伸びた」と口にしてしまい、測定してくれた看護師さんに
「まだ、諦めてなかったの?」
と笑いながら言われてしまいましたが、『諦めたら、そこで試合終了だよ』と心の中で返し、次の血液検査に向かいました。だって僕は今までより0.3cm大きい男ですからね。多少の無礼には目を瞑る余裕があるのですよ。
採血は本当に苦手です。小学生だった時、下手糞な人に当たりトラウマレベルの体験をしたのが原因です。
今回の人は残念ながら下手でした。
針を刺してから「あれ?出なくなった」と言い、針を動かすのです。もうね、恐怖しかない。理由は分かります。恐らく針先が静脈から外れてしまったのでしょう。それはいい。しょうがない。
でもね、声にしてはいけないと思う。不安と恐怖を煽るから。しれっと針の位置を修正して、何食わぬ顔で採血を終えてほしい。
そんな彼女にも礼をいい立ち去る。だって僕は過去最高にデカい男になったから。